おわりに

語源をたどることは、言葉を考えた人々の知覚・思考・環境をたどることになります。

それらをたどりながら解釈していると、本当にそれでよいのだろうかという感覚にさいなまれるときがあります。どの軸で、どれほどまでたどればよいのかがわからなくなるときがあります。

それでも解釈をしようと考えているときは、たのしさと苦しさを感じます。自分なりに納得のいく解釈にできるように、これからも学び続けていきたいと思います。

すべての英単語の意味を語源でかんぺきに説明することはできません。語源が不詳の英単語があったり、語源の意味からかけ離れた意味をもつ英単語があったりします。

ただ、言葉が生まれるのなら、そこには源があるはずです。その源にはある程度の傾向があるのだと、文献をつうじて思えます。

これからもできるだけ多くの文献を読み、学びを調整しながら、学びを積み重ねていきたいと考えています。

お読みいただきありがとうございました。